カブスカウト(CubScout)隊
(略称:カブ隊・CS隊)って?

カブスカウト活動は4〜6人ほどで形成される組が単位となっています。
これはデン(den動物の巣穴)ともいい、組長・次長と言うわんぱく大将を中心としたグループです。
組にはデンリーダーという保護者役の成人がついて、きめ細かく指導にあたります。

名称の由来
 Cub = 野獣の子供
 ボーイスカウトの創始者ベーデン-パウエル卿がイギリスの小説家キップリングの「ジャングルブック」の物語を背景に Wolf Cub としてカブスカウト活動を展開したことから始まる

対 象
 小学校2年生9月〜小学校5年生8月の少年

この年代の少年の特質
 ギャング年代と呼ばれ、集団的な遊びを好み、仲間意識が強い
 親離れの時期、人間関係を通じて自己像が形成される
 自我の存在を誇示したくなる時期

ね ら い
 集団への適応

訓育・教育
 家庭や近隣社会での生活指導及び組や隊の活動に参加することによって、よい社会人としての基本を修得し、ボーイスカウトへの上進を目指す

特 徴
 戸外を中心にしたしつけと訓練

活 動
 あそび

活動の目標
 ・神(仏)をうやまい、自分への責任を認識させる
 ・自然に親しみ愛護する心を育てる
 ・小グループの中で、相互に影響し合う機会を提供する
 ・所属意識を伸ばし、目的を達成した時の充実感を感じさせる
 ・自ら考え判断し、決断する力を養う
 ・健康と安全について認識させる
 ・好奇心と冒険心を満足させる
 ・体の動きを高め、創造力を伸ばす
 ・体験を通して学ばせる
 ・フェアプレーの精神と正義感を養う
 ・愛と感謝の心を育てる

 

カブスカウトのやくそく
 ぼくはまじめにしっかりやります
  どんなことでも、まごころをこめて、いっしょうけんめいすることです。
  ユニフォームを着たときや、組や隊の集会のときだけでなく、いつでもどこでも、しっかりやることです。
 カブ隊のさだめを守ります
  カブ隊のさだめというのは、カブ隊のきまりのことです。
  ここには、毎日しなければならないこと、また、いつも気をつけていなければならないことが、決められています。
  これを守ることによって、ますます、ほかの人々から信頼されるカブスカウトになります。

カブ隊のさだめ
 1.カブスカウトは すなおであります
 2.カブスカウトは 自分のことを自分でします
 3.カブスカウトは たがいに助けあいます
 4.カブスカウトは おさないものをいたわります
 5.カブスカウトは すすんでよいことをします

カブスカウトのモットー
 いつも元気
  「いつも元気」はカブスカウトのひょうごです。
  きみが勉強したり、人々のために、良いことをするには、体も心も、いつも元気であることが大切です。
  じょうぶな体や、正しい心をつくりあげるために、いつもにこにこして、元気よく、カブスカウトの活動にはげみましょう。

スローガン
 日々の善行
  ボーイスカウト運動に参加するスカウトと指導者に共通です。
  みんなが毎日を無事に楽しくすごせるのは、たがいに助けあい、ささえあっているからです。
  人の役に立つことは、カブスカウトのつとめでもあります。
  どんな小さなことでもよいのですから、毎日人のためになることをしましょう。

祝声
 ウォーウォーウォー

 

入隊直後…りすの道りすバッヂ
小学校2年9月から…うさぎの課程うさぎ進級章(ステップ章)
小学校3年9月から…しかの課程しか進級章(ステップ章)
小学校4年9月から…くまの課程くま進級章(ステップ章)
くまの課程終了後…上進課目上進章

 

カブスカウトのサインカブスカウトのサイン
 右手を、まっすぐに高くあげ、人さし指と、中指を広げます。
 これは、世界中のカブスカウトのサインで、おたがいが、きょうだいであることのしるしです。
 2本の指は、2つのやくそくをあらわします。

カブスカウトの握手カブスカウトの握手
 右手でします。
 2本の指を、相手の手首につけます。
 あくしゅは、おたがいにカブスカウトのなかまであるしるしです。やくそくをかたく守り、カブ隊のさだめを、きみもぼくも、しっかり実行しましょう、という意味です。

カブスカウトの敬礼カブスカウトの敬礼
 けいれいは、リーダーや、友達に対する、親しみをこめた挨拶です。
 気を付けの姿勢で、右手の人さし指と中指を広げ、右のひじをかたと同じ高さにあげてけいれいします。
 この2本の指は、2つのやくそくをあらわします。
 人に会ったら、自分の方から、先に敬礼の挨拶をしましょう。

なかよしの輪
 左の手のひらを下に向けて、親指を横にのばして、前に出します。
 親指は、右側にいる人が、左手でにぎります。
 こうして順々に握りあうと、みんなでひとつの輪ができあがります。
 手をつなぎあって、助けあいますという気持で、しっかりにぎりましょう。
 できたら、右手でサインのように2本指をつくり、肩の上にあげ「いつも」といいながら、この手を前からななめ後ろへおろします。
 「」でまた右手をかたの上にあげ「」でおろし「」で、上にあげながら、とびあがり左手の輪をときます。
 これで「いつも元気」のなかよしの輪ができます。

なかよしの輪 手の組み方なかよしの輪 「げ」 「き」なかよしの輪 「ん」

 

ページ作成に当たって愛知県連さんちゃんのボーイスカウト尼崎2団参考にさせて頂きました。ありがとうございます。不都合がありましたらご連絡下さい。

 

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